人の顔や物の名前が曖昧になっていく認知症は、生活習慣の見直しによって予防に取り組むことができます。
認知症のリスクは糖尿病や高血圧にアルコール習慣と、脂質異常症に脳梗塞や頭部の外傷、そして喫煙などです。
糖尿病の人の認知症リスクは、それ以外の人と比べて1.5倍以上高いといわれています。
また、高血圧も脳の血管を傷つけることで、認知症が発症しやすくなるとされます。
これらは暴飲暴食を避け、炭水化物やカロリーの摂取量を考えつつ、バランスの良い食事を心掛けることが予防に繋がります。
適度な運動は血糖値を正常にしますから、無理のない範囲で身体を動かすことも大切です。
血圧は塩分の摂取量が影響しているので、塩辛いものを好んでいたり、味の濃いものを中心に食べている人にとって要注意です。
アルコールも脳に負担を掛けますし、習慣的な大量の飲酒は脳を萎縮させることさえあります。
過剰な我慢も良くありませんが、しかしお酒を飲むのであれば控えめが一番です。
血管を柔軟に若く保つことができれば、脳梗塞の発症リスクが抑えられるので、認知症のリスクも低下します。
喫煙は血行を悪くしますから、ストレス解消のつもりでも健康には良くないです。
刺激や他者とのコミュニケーションは脳に良い刺激を与えるので、積極的に新しいことに挑戦したり、人と会って話をすることも予防において大事です。
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