少子高齢化社会がもたらす悪影響には様々なものがありますが、介護問題もその一つです。
介護問題の中でもとくに厄介なものとして、兄弟姉妹の間で起こるトラブルがあります。
何度話し合いを重ねても親の介護は誰がするのかで揉めてしまう、物理的な手助けや金銭的な援助を一切しないくせに色々と口出ししてくる兄弟姉妹がいる、仕事や育児の忙しさを口実にして親の介護から逃れようとする兄弟姉妹がいるなど、介護にまつわるトラブルは尽きません。
このようなトラブルが発生する大きな原因として、親の介護がある日突然必要になることがあります。
一人っ子の場合は選択の余地が無いので誰が親の面倒を見るのかというトラブルには発展しませんが、兄弟姉妹が多いと責任の押し付け合いが始まってしまいます。
親の面倒を見たくないわけではないけど、全ての責任を自分に押し付けられるのは避けたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
そこで重要になってくるのが、事前の徹底的な話し合いです。
親が元気なうちに、家族全員で話し合いをしておくことで、介護のトラブルを防ぐことが出来ます。
親の意思確認をすることも大切ですし、兄弟姉妹で予め役割分担を決めておくことも大事です。
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